咀嚼筋とは

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表情は、顔の筋肉が動くことによって表面の肌が連動して形作られることは知られています。

その筋肉の主たる表情筋を鍛えることによって素晴らしい表情が浮べられると。

ただ、顔には他にも筋肉が当然あり、その中で顎と密接な関係があるのが咀嚼筋です。

噛むことに関係しており、また見た目上の若さを保つ上で表情筋と並んで重要になってきます。

更に顎関節症とも関連があり、この咀嚼筋が疲労することで様々な病気を発症することが示唆されています。

顎関節症やTCHに関してはこちらのページで書かせていただきました。

咀嚼筋マッサージとアンチエイジング

咀嚼筋を鍛えるには食事においてしっかりと噛む習慣をつけることと、歯ごたえのあるものを食べることになります。

ただし、表情筋と同じく、顔の筋肉は日常では3割しか使われておらず、残りの筋肉は使われないため日々衰えていきます。

その為、筋肉が後退すると肌を支えることができず顔がしだいにたるんできます。

こうなってくると徐々に老けた顔になってしまうのです。 これを避けるために意図的に顔の筋肉を鍛えます。

両方のこめかみ付近に両手をあてて、口をカチカチと動かした時に盛り上がりを感じる箇所が咀嚼筋のある位置です。

同様に頬のあたりも同じようにして咀嚼筋の位置を確かめます。 ここ一帯を指の腹で1分ほどもみほぐすと筋肉が刺激されます。

普段動かさない、もしくは噛む回数が少ないなんて方はお試しあれ。 顔の筋肉

口内マッサージ

咀嚼筋マッサージを行う上で、更に効果を高めたい人は、口の中からのマッサージも加えると尚効果的です。

なぜなら咀嚼筋は顔の深い位置にあるため、表側からよりも内側からのほうが筋肉に大きな刺激を与えることができます。

また内側からならば、ほうれい線に対しても効果が見込めるのです。

同時に、歯ぐきのマッサージを行うとよいでしょう。

歯ぐきには40もの全身のツボが密集しているので、ここをマッサージするだけで 全身の不調が改善され、かつ若々しい表情を保つことが出来ます。

ただし、口の中に指を入れるので、衛生や爪のケアは必須です。 行う時は十分注意しましょう。 pic_03

 

デンタルエステ、例えばホワイトエッセンス

巷でちょっと話題になってきたデンタルエステ。

歯科医師や歯科衛生士がエステをするということで効果が高い! という触れ込み。

実際歯科医師がやろうが、歯科衛生士がやろうがマッサージの効果に変化わそこまでないだろうとは思わなくも無いのですが。

ただし、口の中をマッサージしてくれるのは他の普通のエステでは体験できないのも事実。

というか歯科衛生士資格や歯科医師資格もってないのに業務で口に指を突っ込んでたら違法ですからね。

営業停止させられる恐れがあります。(悪質じゃなきゃ実際は注意、勧告くらいで済むようですが)

特に人に歯を磨いてもらうPTCは値段も安く気持ちがいいです。

実際の効能はPMTCの方がはるかに高いのですが、まぁそれはそれ。

顔のマッサージだけでなく、口の中もっていうのは、エステ業界が新しい商売を考えたのか、医学的に効果が高いと徐々に分かってきたのかの判断が微妙なところです。

歯科医師も歯だけでなく全身の疾患や筋肉についても勉強していますが、それを突き詰めていくとなると畑がちょっと違うので正直現段階では医学的な効果は保証できないパターンです。

しかしながら、エステとデンタルの両方の観点を学んだ人からのアドバイスは重要です。

マッサージ自体も価値がないこたぁないんでしょうが、それよりも、実際のフェイシャルマッサージと口内マッサージを有資格者の観点から聞けることに価値があります。

歯科衛生士はもとより歯科医師も歴とした体系の学術を学んでいるので、その観点からのエステはそこに基づいた+αの付加価値を持っています。

実際のマッサージはエステ専門の人がしても、素人がしてもやり方と道具が一緒なら劇的な効果の違いはないでしょうが、そのあたりの知識を教授してもらいながらエステを受けられるのであれば、デンタルエステという一風変わったエステを受けるのにも価値を見出せます。

体の老化はなかなか気づきませんが、表情の老化は気づきやすいです。

20代も後半を越してきたらやはり、フェイシャルナケアは必要なのです。

ほうれいせんが……。

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